本会は、宮が瀬ダム建設並び相模大堰構築に伴う漁業補償に際し、相模川水系約4,000名の組合員の皆様から寄せられた貴い寄付金と県下関係組合から出損された資金を基本財産として、昭和63年7月に設立されました。
本会の設立にあたりましては、組合員の深い理解と藤井裕久先生の助言とご指導、県内水面漁業振興議員連盟の諸先生方の強力なご支援をいただきましたことを、改めて衷心より厚く御礼を申し上げます。 同時に、基金の造成運動に特段のご協力を頂きました組合役員ならびに河川工事関係各位に厚く御礼を申し上げる次第であります。
本会の設立目的は、漁場を守り魚族資源の増殖をはかり、遊漁者や県民の皆様にも魚と親しんで頂くことを通じて、「ゆとり」と「うるおい」のある暮らしの増進に寄与するものであります。
そのため、本会は、寄与者の負託に応えていくことを基本として、アユ資源の増殖をはかることを最重要事業と位置づけ、親アユの特別採捕放流事業、産卵場造成事業等を積極的に行うと同時に、カワウから魚族資源を守るための被害防除対策を強力に実施しております。
更に、アユの標識放流事業、遡上調査事業などの調査研究事業も進め、いつでもよく釣れる資源豊かな漁場づくりを目指し事業を推進しております。
その成果が全国的には海産アユ資源が減少する傾向の中でも、本県がアユ資源豊かな漁場を提供できる源になっているものと思料しております。
これらの事業に組合役員が率先垂範していただき、平素からたゆまざる 努力を傾注したことが、実を結んできたものと意を強くすると共に、本 会設立の意義を確信しているところであります。
今後も役員が一丸となって、これらの事業をより一層充実強化し、本県 内水面漁業の振興発展に努力していく所存であります。
理 事 長/ | 山口 芳郎 | 評 議 員/ | 木上 朝雄 |
副理事長/ | 野崎 茂則 | 木藤 功 | |
小俣 善幸 | 内藤 江助 | ||
山崎 利一 | 篠崎 兊 | ||
理 事/ | 井口 文夫 | 長嶋 延秋 | |
片野 教孔 | 加藤 光正 | ||
濁川 謙二 | 佐藤 真徳 | ||
吉本 貞治 | 鈴木 省吾 | ||
相田 稔 | 長嶋 晃雄 | ||
栗原 信二 | 市川 肇 | ||
内藤 衛 | 横塚 鴻一 | ||
桂 幸生 | |||
井上 繁 | |||
監 事/ | 高橋 延幸 | ||
金子 昭 |