魚の棲みよい川・湖づくり

神奈川県内水面漁業振興会は、魚や河川とのふれあい事業を通じ、川や湖をきれいに、 魚族と資源に関わる意識を高め、魚や環境保全に対する興味と理解を深め、内水面漁業の健全な発展と、県民のくらしに潤いとやすらぎを体験することの出来るような事業を行っております。
更に、正確な釣情報の収集伝達事業や魚食の普及等の教育広報活動も行っております。

魚族資源を増やす

投網

相模川で産まれた孵化仔鮎は、寒川取水堰でその殆どが水道
用水と共に取水されてしまい、資源が激減してしまいます。
そこで、産卵に集まる親鮎を特別採捕し、造成した人工産卵場
に移送する事業や育成した抱卵親魚の放流・人工採卵・孵化放
流等を行い、これを保護・管理し、鮎資源の増殖を行っています。

人工産卵場を造成

鮎資源保護対策事業
鮎資源保護対策事業

カワウから大切な魚族資源を守るため、大規模にテグス糸張り、海苔網流し、花火による追払い、銃器による駆除等あらゆる対策を講じています。

◆平成26年春「カワウ食害・駆除試験」実施について

財団法人神奈川県内水面漁業振興会では、あゆ資源の保護・増殖を図るため、産卵場の造成を行うと共に相模川中下流域において、カワウの駆除を4月11日(金)から5月9日(金)間、別紙資料の通り実施する予定ですので、ご協力をお願いします。

【別紙資料】

●磯部周辺地先から座架依橋周辺地先

●三川合流点周辺地先から新幹線まで

●新幹線から銀河大橋周辺まで

調査や研究をする

多くの人に楽しんでいただくため、いつでも良く釣れる漁場づくりを進めています。そのため、鮎の移動状況、 資源状況、漁獲実態等の生態調査や魚族生息状況調査を行っております。
これらのデータの蓄積により河川の規模や環境に適応した魚族の増殖管理方法等を確立させ、好漁場をつくる調査研究を続けております。

標識漂流
標識放流事業

●平成26年 標識放流アユの再捕・報告について

魚や水とのふれあい

つかみどり